一人で暮らしている人に勧めたいソファの選び方

一人で暮らしている人に勧めたいソファの選び方

誰にも見られない空間だから散らかしてよいと思うのと、誰にも気兼ねなく好きにインテリアを選べてよいと思うのとでは、一人暮らしをする意味も人生も変わってくるのではないでしょうか。

20代は少し社会を知って「これでいいのかな?」と自分探しを始める人が多いと聞きます。そんな時にオススメしたいのが自分のため家具探しです。探して部屋に家具が一つ、また一つと増える度に自分を知ることができるように思います。

今日は一人暮らしの人にソファを買う時の選び方、見分けるポイントなどを含めてどのようなソファがオススメかをアドバイスしましょう。

ソファの構造を知っておきましょう

一人で暮らしている人に勧めたいソファの選び方引用元:Francfranc

ソファの構造は何で作られているか知っておくとソファ選びの時に役立ちますのでご紹介いたします。

まずソファは大きく分けると
①フレーム(木枠やスチールなど)
②スプリング
③クッション層
④張地

で出来ています。

①フレーム

フレームは骨組みというものでソファに取っては一番大切なものです。持ち上げて軽いソファというのはこの骨組みが木製でも細い木材か、スチール製でもパイプのように中が空洞ということが考えられます。

②スプリング

スプリングは針金(座面)やウェービングテープ(座面や背もたれなど)などでソファの要と言えます。このスプリングの構造によってソファの値段の差が大きく変わります。

低コストのソファによく見られる構造は座面にスプリングを使わずウェービングテープだけを使用しているものです(例外もあり)。低コストなので魅力的に感じますが座ると弾力性、耐久性が劣っているので長時間使用するソファとしては不向きです。

次に、Sバネと呼ばれるスプリングタイプはS字形をした鋼製バネを連結棒で繋いだバネで、もっとも多くのソファに使用されています。構造的には連結の性質上、偏る重量があると一点の負担が大きくなるため、座面のへたりも早くなりがちです。そのためわざと通常より山形になるように座面を膨らませることがあります。

これより丈夫にしたものがコイルスプリングになります。座面上に向かって渦状のバネをフレーム内に並べて連結させたスプリングです。Sバネよりクッション性のある座り心地です。

そして座り心地を追求したのがポケットコイルスプリングになります。このスプリングはコイルバネを1つずつポケットに収めた独立したもので、荷重が加わった時に一つのバネがそれぞれの点で受け止めることで重さを分散して支えます。その構造により座る人の体型、重さなどによって沿うようにコイルが沈むため、体を包みこむような柔らかな弾力を得ることができます。

③クッション層

一人で暮らしている人に勧めたいソファの選び方

引用元:Francfranc

クッション層は主にウレタン、化繊綿、フェザー(羽毛)などになります。一般的に硬い座り心地はウレタンのみで形成されていることが多く、次にはウレタンに化繊綿をまいたり、さらに座り心地をよくするためにウレタンにフェザーを組み合わせたり、高級なものではフェザーのみというのもあります。

ウレタンは発砲ウレタンなので体を包みこむような柔軟はない代わりに、型崩れ、へたりというのが少ないです。短時間しか腰掛けない椅子にはよいでしょう。ウレタンに化繊綿を巻いたものはウレタンより硬くないのですが、化繊綿の使う量で座り心地はかなり違います。

一般的にはこの形成が多く店頭で多いとされるものです。
次のウレタンにフェザー、またはフェザーのみという形成は体を包みこむ柔らかさと通気性、保温性が優れています。

布団の羽毛を想像していただけるとわかりやすのですが、フェザーは潰れても風を通したり、形を直したりするとすぐ元の膨らみに戻ります。フェザーの使用する部分によってかなり値段も違います。以上をまとめますと下記のようになります。

1) 腰掛ける程度で、毎日2,3時間の使用する場合はウレタン、またはウレタンと化繊綿の形成のもの。

2) リラックスして体を休めたいという場合はウレタンとフェザー、またはオールフェザーなどでの形成のもの

④張地

一人で暮らしている人に勧めたいソファの選び方写真引用元=crastina

張地によって内部構造も座った時の感じ方がわかります。張地は大きく分けると、革張り、布張り、合皮張り、の3種類になります。

例えばウレタンが主体の内部形成の時は硬さを和らげるのに厚手の布製を用いることでバランスを取るなどします。反対にフェザーが主体の内部形成の時はフェザーの柔らかさに馴染みやすいように厚手のフェザーは使わないなど考慮しています。

レザーは単色が多く柄がないのでシャープでシンプルな印象になる分、レザーのクオリティや色がイメージを左右します。布製の場合は織物、柄物、染物と多岐に種類がありますが摩擦によっては消耗することで使用年月が変わります。

合皮は単色でシンプルな上、汚れに強く、価格も安価で買いやすいことから最近市場では増えました。ペットなど買っている人にも好まれています。

自分はどのような生活スタイルか考えてみる

インテリアコーディネーターがお客様にインテリアのご提案をする時に最も大切にしていることは、こちらの提案を押すことより、お客様ご自身がどういう暮らしを望まれ、どのようなインテリアを求めているかをお客様ご自身の頭の中で整える手助けをすることです。

一人暮らしの人にソファを提案する時は、ヒアリングをしてから該当するソファのカタログをたくさんみていただきます。

個性的なソファを1脚置き、ソファにあう家具を選び始める

一人で暮らしている人に勧めたいソファの選び方
写真引用元=IDEE

個性的な形のソファは1脚だけ置いても様になる力があります。また色も鮮やかなインパクトカラーだとよりその場の印象を決めます。

このIDEEの一人掛けソファはウレタンによる形の面白さを強調しています。アームの高さがありますので少し緊張した印象をつくることができます。色のバリエーションもあるのでアクセントカラーとしてソファを置くのに良い大きさになります。

長時間座ってゴロゴロというより、座りながら本や携帯操作を脚を組みながら・・・・というスタイリッシュな暮らしを好む方によいかもしれませんね。

一人で暮らしている人に勧めたいソファの選び方

引用元:SEMPLE

スチールの脚に背もたれが浮いたようなスタイリッシュなデザインのこのソファは1脚でも存在感がありますが何よりバリエーションがあるので、一人暮らしから家族が増えるなどにはアイテムを追加できる楽しみがります。

またカバーリングタイプもあるのでイメージを変えたいときに色分けもできるというのも個性的な一人暮らしを演出したい人にはカバーリングがオススメです。

このようにソファの構造などを知った上で、自分が希望する空間、使用する年数などイメージすると一人暮らしのインテリアに合うソファ選びができるのではないでしょうか。

 Text=大島香(topophili)https://www.topophili.com