結婚したら家具はまず何から買うべきか?

結婚したら家具はまず何から買うべきか?

以前は新居というと、殆どの施主は新居に合わせて家具やインテリア用品を一新することが多かったのですが、近年はむしろ「住み始めてから必要であれば買えばよい」といった感じで後回しにされているようです。

最近の新居を購入予定時の施主が一番お金を節約しているように感じるのはカーテンなどのファブリック用品や照明器具、次に家具です。

バブル時期までは婚礼家具として洋ダンス、和ダンス、化粧台、布団2組、座布団など親が子供に持たせないと恥ずかしいからと用意をする風潮がありました。

これらの持参する物は雛人形の飾りに並ぶ小物の婚礼家具と同じですね。

今では雛人形はお内裏様とお雛様だけケースに入っているのが主流になっているので、婚礼家具という言葉を知らない人も多いかもしれません。

結婚したら家具はまず何から買うべきか?

新婚時の新居で購入したもの

最近の結婚事情についてウエディングプロデュースをされている方に訊いたところ、都心と地方にウエディング事情も大きく2極化しているそうです。

都内に近いほどこの頃のカップルは新婚旅行(国外に拘らず)の希望はあるけれど披露宴はあまり希望されず、親しい友人とお食事会のようなものを好まれるそうです。

また衣装を着て写真撮影だけというカップルも増えているようです。

地方ではホテルや大型レストランでの披露宴は未だに受注があるそうです。

こうした現状からも結婚に関するマーケットはかなり変わってきているのを感じます。

それでは時代の変化と共に結婚時に新婚さんは何を買うのでしょう?

そこで実際、結婚時に家具を購入した20〜40歳代の世代別のご夫婦に訊きましたのでご紹介しましょう。

20歳代で結婚した場合

1位 ベッド
2位 食器棚
3位 ダイニングテーブル
4位 カーテン、布団など
5位 ソファ

30歳代で結婚した場合

1位 ベッド
2位 ソファ
3位 家
4位 テレビ
5位 ダイニングテーブル

40歳代で結婚した場合

1位 ベッド
2位 ソファ
3位 カーテン
4位 ソファ、チェア
5位 収納家具

いかがでしょうか?なるほどというのもありますが意外に世代に拘らず同じアイテムもランクインがありますね。

特徴的なところでは結婚時に新居を購入することが最も多いとされる30歳代は家が3位に入っています。

子供が生まれたり、ローンを組んだりといったことが背景にあるようです。

ダイニングテーブルに関しては20、30歳代はランクインしていますが40歳代では入っていませんね。

これは子供が家を巣立つ前後なので子供が巣立ってから買い替えるという声をよく耳にします。

新居の家具は何から買えばよいのか?

ご予算と新婚時のお住いの環境によっても異なりますので一概に確定では言えませんがご参考までに年間30件ほどのご新居に住まれるご夫婦のインテリアコーディネートをしてきた経験でおススメしたいものをご紹介いたします。

まずはベッドを

これまで同棲してきたカップルが結婚する場合は新たにベッドを買わない人もいますが、婚礼時に新たなスタートという意識が強いのはベッドの購入する時ではないでしょうか。

金額も高値の物がありますのでこの時とばかりに買う人は多いようです。

買い替えは容易にできる家具ではないので是非スタート時に2人で選んで購入することをオススメします。

同時に布団&カバー類、タオル、トイレタリーなどの清潔感が必要とされる物、水回りのインテリア小物全般も買い揃えておきましょう。

正にこれから新しい生活を始めるという期待感と、これまでの古いものから一新という清々し気持ちになるのが生活用品の肌に近い身の回りのものになります。

結婚したら家具はまず何から買うべきか?

リビング&ダイニングルームの家具

次にお金を掛けてもよいのでは?というカテゴリーとしては、リビング&ダイニングルームの家具です。

「新婚でまだまだこの先に趣味が変わるかもしれないのに高価な家具など買えない」と言われる人も時々おられますが、確かにそうとも言えます。

しかし趣味が変わるのを前提に「安ければよかろう」「とりあえず」という感覚ではなく、住まいのメインとなる空間にはしっかりしたものを選んでこれからの新婚生活を良いものにものにしたいですよね?

趣味がこの先に変わるとしても、2人で話し合って選んだ、質が良くて本物の家具の方がどれだけ気持ち良くスタートできることでしょう。

そういう思いで選んだ家具は長持ちすることも多いものです。

お手入れしながら夫婦と共に歳月を経ることができます。

こういった意味でもお金を掛けて欲しいカテゴリーの代表的な家具としてソファ&コーヒーテーブル、ダイニングテーブル&チェアなどが挙げられます。

結婚したら家具はまず何から買うべきか?

あわてて買わなくてもよい家具

反対に「あわてて買わなければよかった」とご夫婦からお聞きする家具をお伝えしますと、まず洋タンス、ドレッサー、次にテレビボード、食器棚などです。

これは何故かと言いますと実際に新婚生活が始まり、自分たちのライフスタイルやペースが見えてきた時に、あるとよいもの、無くてもよいものがわかってくるからです。

「食器棚がないと片付かないし不便だからすぐ必要でしょ?」と奥様は思われることが多く、大概の場合はご新居に引っ越す前に買われています。

洋ダンスも同じく引っ越す前に買わないと引っ越し時に収納できないということで買われてしまうことが多くあります。

アドバイスとしてはすぐに使うもの以外は引っ越し後でもダンボールに締まったままで過ごされて、1〜2ヶ月ほど経ってからダンボールの中身を出すと、これは要らない、要るなど明確に選別ができます。

その選別後にその分に必要な大きさの洋ダンスや食器棚、テレビ台など購入すると、「サイズが合わない!」「要らなかった」など防ぐことができますのでその結果節約にもなるわけです。

結婚したら家具はまず何から買うべきか?

このように結婚時はいろいろ忙しく、ご両親がお金を援助するから買いなさいと促されることも多いと思います。

暮らしてから少しずつ揃えるのでその時にお願いしますというくらいのペースの方がよい家具や無駄な家具を買わずに済むと思います。

どうぞご参考にされてくださいね。

Text=大島香(topophili)http://www.topophili.com