ちょっとトライしてみたいモノトーンのインテリア

ちょっとトライしてみたいモノトーンのインテリア

最近、モノトーンのインテリアを好む人が増えてきました。モノトーンというと、白と黒で統一されたモダンで都会的な部屋をイメージされる方が多いのではないでしょうか。

そんなモダンでかっこいい部屋にあこがれる反面、コーディネートするのは難しそうだと諦めてはいませんか?

今回は、インテリアに取り入れるモノトーンカラーの基本とそのコツをご紹介します。

モノトーンの今と昔

インテリアテイストに“フレンチカントリー”という言葉を聞くようになってから“ペールグレイ”、“ダークグレイ”、“ホワイトベージュ”、“ブラック”などのカラーもよく巷で見かけるようになりました。

これまでモノトーンというとブラック&ホワイトの都会的なイメージが多く、床は大理石で照明はゴージャスなデザインのホテルやレジデンス、レストラン、バーなどの商業施設を想起することが多かった為、住宅に向いていないイメージがありました。

ちょっとトライしてみたいモノトーンのインテリア

インテリア業界では約10年前から、ヨーロッパのインテリアフェアや展示会などでフレンチカントリーというものが流行り、モノトーンという表現が変わってきました。

数年後に日本でもインテリアテイストとして美容室や洋服、雑貨などの店舗でフレンチカントリーを見かけるようになり、これまでのモノトーンという1つのイメージの幅が広がりました。

今ではすっかりテイストの1つとして確立し、自宅のインテリアにも取り入れたいと希望する人が増えてきたほどです。それに応えるようにインテリアの建材、商材メーカーも商品を多く取り扱うようになりました。

今風のモノトーンの特徴は?

例えばあなたが設計士やインテリアデザイナーに「モノトーン風の家を建てたい」「モノトーンな感じに部屋をリノベーションしたい」と希望したとします。

すると提案してくる図面やデザインは十人十色、女性男性によっても様々ではないかと思います。

「モノトーン」というインテリア・デザインテイストは、その人が得た情報・培ったものによって大きく異なる“テイスト”といえるからかもしれません。

ちょっとトライしてみたいモノトーンのインテリア

それでは今風のモノトーンを知りたい時は何を参考にしたらよいのでしょう。それはズバリいうとファツションやインテリアショップの店舗を見ることです。

一歩先行く商品を扱っている空間はモノトーンを基本にして上手に空間を仕立てているのがわかります。

モノトーンはインテリアアイテムとしては大きな特徴がなく、そのカラーが大切なポイントになってくるといっても過言ではありません。

カラーだけならすぐにトライできるような気がしませんか?

今風のモノトーンのカラーは?

主にモノトーンカラーは

①白からブラック
②白からベージュ

というカラーパレットに基づいたグラデーションからなっています。

男性に好まれる白からブラックのグラデーション

男性は白からブラックのカラーをベースにアクセントカラーをポイントで取り入れることが多く、そのカラーでオリジナリティを表現することが多いです。

ちょっとトライしてみたいモノトーンのインテリア引用元:dinos

女性は白からベージュで優しい雰囲気に

女性の方は白からベージュをベースにして、同じ色のトーンでまとめることが多く、アクセントカラーを取り入れることはあまりありません。女性の特徴として空間に白を多く取り入れたいという傾向があるようです。

ちょっとトライしてみたいモノトーンのインテリア引用元:Francfranc

まずはベッドルームでトライしてみる

モノトーンを自宅に取り入れるとなると、これまで使っていた家具、雑貨、カーテンの色が先ほどのカラーパレットに載っていないということが起こります。

そのような場合は一掃するか新居に引越しでもしない限り、トライすることはなかなか難しいかもしれません。なぜならリビングやダイニングなど広い空間にはよほど日頃からストイックに色を選り分けていないと雑多になりがちだからです。

またナチュラル感の多い木をふんだんに用いているインテリア家具をモノトーン風に仕上げるにはプロ並みのテクニックが必要かもしれません。

しかし諦めることはありません。まず練習として気軽にトライできるベッドルームから始めましょう。家具や雑貨が少なくカラーの幅の限られているのでトライするにはちょうどよいはずです。

トライする時におすすめのアイテムは?

カーテン

モノトーンの部屋つくりに欠かせない注意点といえばウィンドウトリートメントです。

木製ブラインド、バーチカルブラインドとシャープなデザインを合わせるのは定番のコーディネートですが、トライするなら手軽でローコストの遮光性のあるシンプルカーテンがオススメ。

【CAINZ】遮光防炎カーテンメホール

遮光と防炎機能を兼ね備えた、上質で光沢感のあるカーテン。高機能ながら洗濯機で洗えるので、お手入れも簡単です。
また形状記憶加工のためプリーツの型崩れも心配いりません。

カラーはアイボリー、グリーン、グレー、ネイビー、ブラウンの5色から。
サイズは15サイズという豊富なサイズバリエーションから選ぶことができます。

ベッドフレーム

ベットフレームをグレイカラーのファブリックタイプに変えると、モノトーンのインテリアに簡単にチェンジすることができます。

【Francfranc】ブリッサ ベッド スクエア D

フレームにさわり心地の良い起毛生地を張り込み、柔らかくシンプルなデザインのベッドフレームです。

ベッド下は収納スペースとしても使用できます。

引用元:Francfranc

コンフォターケース(掛け布団カバー)

ベッドカバーやコンフォターケース(掛け布団カバー)を白やグレイ系にまとめると綺麗なグラデーション効果も演出できます。

インテリアのポイントとしてウィンドウトリートメントと同じくらい大切な、ベッドに使用するコンフォターケース。ベッドは面積が広い分、イメージを左右するので柄物はまずパスしておくと失敗しません。

【Re:CENO】掛け布団カバー AIRY PILE

ふわふわでやさしい肌触りが特徴の掛け布団カバーです。肌に触れるパイル部分は綿100%使用。

吸湿性が高く汗をしっかり吸収してくれるので、夏場でもべたつきが気になりません。

カラーはミルク、ストーン、ネイビーの3色から選べます。

サイドテーブル

ベッドサイドにブラック系やホワイト系のサイドテーブルを置くとさらに効果的なモノトーンが作れます。
下記のようなシンプルで手軽なサイドテーブルなら便利にトライできそうですね。

【ディノス】Hellen/ヘレン セラミック調サイドテーブル 丸型

「サイドテーブルなんておしゃれすぎない?」そんなイメージのある家具ですが、程よい大きさのこちらのシンプルなサイドテーブルは珍しいセラミック素材。木製でない分スタイリッシュなイメージを演出するのにぴったりです。

引用元:ディノス

ラグ

部屋の床がモノトーンを演出するのに難しい色や素材の時は、次のようにラグマットを敷くだけでもガラリとイメージを変えることができます。

その際はラグマットの毛足が短い、ブラック系が扱いやすくオススメです。1色だとノッペリとした印象になるのでこのくらいのラインがあるとセンス良く見えますね。

【Crastina】ラグ『Miel(ミエル)』/インド綿ラグ

素朴な雰囲気が魅力のインドラグマット。洋室和室問わず、どんな空間にも馴染みます。

夏は涼しく、冬はホットカーペットカバーとしても使用できるので、オールシーズン使えるのもうれしいですね。

カラーはブラック、グリーン、ホワイトの3色から。

ちょっとトライしてみたいモノトーンのインテリア

引用元:Crastina

ベッドルームから次はキッチンで挑戦

ベッドルームで練習した次に、ステップアップとして是非トライしていただきたい場所はキッチンです。

「なぜキッチン?」と思うかもしれませんが、キッチンはすでにガスコンロやシンクなどにブラック系、シルバー系が使われており、キッチンパネル、収納扉もカラーパレットに載っているホワイト、グレイ、ベージュなどが使われていることが多いからです。

ちょっとトライしてみたいモノトーンのインテリア

キッチンで色の要らないものを削除する練習をしたら、ダイニングルームへの流れが作りやすく、何が必要で何が要らないという選別が容易にできるようになります。

カラーの用いるコツとして空間にメインと補色を計3色までと決めると進めやすいです。

例えば床と家具が木製ならそれで1色、天井とダイニングテーブルが白色で1色、残りがブラックで1色といった感じです。

そこに小物などのポイントカラーを入れると+(プラス)の色になりますが、これは好みですので必ずしも+(プラス)ポイント色はなくてもよいでしょう。

ちょっとトライしてみたいモノトーンのインテリア

私の家ではキッチンはグレイ、ブラック、ホワイト(食器も含む)の3色にし、鍋などの収納する調理器具をオレンジにしています。

調理器具の色を揃えることで、収納している時はもちろん、使用しているときも色がまとまってキッチンが綺麗に見えるので気持ちが良いです。

つながりのあるダイニングコーナーはホワイトとグレイそしてシルバーにしています。

ベッドルームはグレイ、ホワイトの2色を基本にし、あとは時折カラーパレットのグラデーションのものをクッションに使ったり、ランプシェードをポイントカラーに変えたりしています。

ちょっとトライしてみたいモノトーンのインテリア

このように少し難しいイメージのモノトーンでも、インテリアに取り入れるときのコツさえわかれば、少しずつトライして楽しくチェンジすることができます。

インテリア店の小物もモノトーンカラーが増えますので秋冬のこの時期、是非トライしてみてはいかがでしょう。

Text=大島香(topophilihttp://www.topophili.com

保存保存