防音カーテンの特徴とおすすめ取り付け方法

防音カーテンの特徴とおすすめ取り付け方法

「防音カーテン?」と耳慣れない方、多いのではないでしょうか?

遮熱、遮光、防炎、遮音とカーテンの種類や機能が世界で最も多いと言われる日本のカーテン業界。遂には防音までカーテンに登場しているのをご存知でしょうか。

普段、防音カーテンはお客様の認知度もまだまだ低いのでご要望は少ないのですが、ちょっと知ることで『防音カーテンいいんじゃない!?』︎というニーズも増えるかも。

今回はその防音カーテンのメリットやデメリットなどをご紹介していきます。

そもそも防音カーテンとは?

引用元:ディノス

防音という定義から見ますと「音を遮る」と「音を吸収する」ということになります。
例えば柔らかな布素材のカーテンは”音を吸収”しますが、固く分厚い金属なら”音を遮る”効果が高いということになります。

防音カーテンの仕立てとしては一般的にどのようになっているかというと、吸音効果を持たせるために生地を特殊な織り方にしたものや、生地を何層にも複層したもの、または生地に金属を使用し特殊コーティングをしたものなどが挙げられます。

複層の織り方をした生地をカーテンに仕立てると“吸音効果”があり、アルミニウムや酸化チタンなどをコーティングして遮音効果を持たせたりします。

どんな音にどれくらいの効果があるのか

防音カーテンの検証をしている数値では、検証の状況により数値が異なるということを前提に効果を紹介しているメーカーが殆どです。そのような中で一般的に言われている防音効果が期待できる音、その効果の割合をご説明します。

『効果が期待できる音』

・アラーム
・電子楽器
・ピアノ
・動物の鳴き声
・ジェット機などの高音の乗り物の音


『効果のパーセント』

・アラームや電子楽器など約50%
・ピアノなどの楽器は約70%
・ジェット機などの高音では約80%

以上のような結果が報告されているようです。

ではどんな環境に防音カーテンは向いているか

音は大きく分けて2種類に分けることができます。
空気を伝わる「空気伝播音」と「個体伝播音」です。

空気伝播音は、犬の鳴き声、ピアノの音など、中高音域に対して空気の流れをカーテンで覆うことで遮音が期待できます。

個体伝播音は、電車の騒音、工事音など建物や床を伝わってくる振動を伴う低音のことをいい、こちらは防音はあまり期待できません。

例えば、ペットを飼っている人がその鳴き声を軽減したい時や、室内でピアノの演奏や楽器の練習などをする人、小さなお子様の声が賑やかで近隣に配慮されたい時などには、防音カーテンはある程度の効果があると言われています。

引用元:ディノス

その反面、自動車や電車の交通音や工事などの低音には殆ど効果が無いようです。

このことから防音カーテンは、室内から室外への中高音の音漏れを防ぐことには効果が期待できますが、室外から室内に入ってくる低音の騒音には効果があまりないということがわかります。

防音カーテンの効果を下げないおすすめの取り付け方法

さて、防音カーテンの向き不向きの音やどのような人や環境に効果があるかもわかったところで、取り付け方によって効果の軽減などはあるのでしょうか?

答えは、YESです。実は防音カーテンの取り付け方が適当にされているのと不適当とでは効果はかなり違ってきます。

一例を挙げますと、賃貸の窓には一般的にカーテンとレースが掛けられるように二列のカーテンレールが壁側、または天井についています。
壁側にレールがある場合は室内側に防音カーテンを取り付けますが、そうすると防音カーテンは壁側から少し離れて垂れ下がった状態になり、カーテンの上部は天井まで空間がある状態になります。このような場合だと、壁との隙間、天井までの空間から音が漏れてしまいます。

防音効果を高めるには、窓からカーテンが密閉に近い状態にするほど良いとされますので、おすすめの取り付け方は、窓枠にカーテンレールを取り付けて、室内側に防炎カーテンを下げ、窓枠内に収める形で少し窓枠に着くらいが良いです。

引用元:ディノス

ただ、カーテンスタイルはウエーブがありますので、この窓枠内に収める時はカーテンスタイルではなく、シェードスタイルと言われるメカ(機械金具)に、カーテン生地とレース生地が施されているダブルプレーンシェードを窓枠付けにすると、カーテン生地がフラットに仕立てられる分、空気の漏れが無くなるのでおすすめです。

わかりやすい例では光の漏れを防ぐ遮光カーテンの付け方と似ています。

遮光カーテンもカーテンに仕立てると隙間が増え、カーテンレールも壁側につけるとレールの上、壁からの隙間、カーテンの裾に隙間ができますね。そうすると隙間から明かりが溢れるので効果はその分減ってしまいます。防音も同じことです。
つまり、なるべく窓から隙間を作らないことが重要となります。

引用元:ディノス

もしダブルプレーンシェードや窓枠内にカーテンレールが取り付けられない場合は、カーテン上部に「バランスレール」をつけることをおすすめします。

名前だけだとピンとこないかもしれませんが、下記画像のような上飾りの付いたカーテンなら見たことがある方も多いのでは?バランスレールの”バランス”とは、その上飾りの部分を指すのです。

また上飾りがあるとなんだかゴージャスな感じがしますよね。ホテルのようなクラシカルなお部屋に憧れている方にも、バランスレールはおすすめです。

最近では、下記ようなレールひとつで上と横からの隙間をなくしてくれるカーテンレールも販売されています。
カーテンレールはひとつで済ませたい!という方にはぴったりです。

引用元:CAINZ

おすすめの防音カーテン

ここでは防音はもちろん、遮熱、遮光すべての機能を兼ね備えたおすすめのカーテンをご紹介します!

【CAINZ】遮音遮熱遮光カーテン コスモ ダークグリーン 100×178 2枚組

CAINZのなかでも高い機能性を誇る最強カーテン、コスモシリーズ。

こちらのカーテンの最大の魅力は、なんといっても裏面のコーティング加工にあります。
この裏面のアクリル樹脂コーティング加工により、遮音はもちろん、優れた遮光性、遮熱性の効果が得られるのです。

また、夏は遮熱、冬は保温効果があるのでオールシーズン使えるのもうれしいポイント。

カラーはベージュ、パープル、ネイビー、ライトグリーン、ダークグリーンの5色から。
サイズはなんと15サイズという豊富なサイズバリエーションから選ぶことができます。

【Re:CENO】遮光カーテン IVY(遮光1級,防音効果,断熱効果)

車などの外部からの生活騒音を防いでくれる、高性能ドレープカーテン。

また遮熱、遮光効果もあり、暑い夏の日差しからお部屋を守ってくれます。

カラーはブラック、ブラウン、ベージュ、レッド、グリーン、ブルーの6色から選べます。

【ディノス】防音・遮熱・UVカット 見えにくいレースカーテン 100cm幅(2枚組)

昼間の騒音対策におすすめなのがこちらの防音レースカーテン。
生活騒音が気になるけど、昼間の明るい時間帯に厚地のカーテンを閉め切りたくない…という方におすすめです。

ボリュームのあるデザインで外から見えにくく、防犯対策にも効果的。

またUVカット効果もあるため、お肌だけでなく、日焼けで傷みやすい家具などの劣化も防止してくれます。

最適な防音カーテンの取り付け方が少々難しいなと思う人は、是非プロにご相談されてくださいね。

Text=大島香(topophilihttp://www.topophili.com