こだわりがすごい!部屋のレイアウト3パターン

部屋のレイアウト

五月病ではないけれど、なんかスッキリしたい!ということってありませんか?そういう時にはどんな部屋がよいのでしょう。

今回は、これまで見たきた部屋の中で、スッキリさせることにこだわった部屋のレイアウトを3つご紹介いたします。

土足で入れる部屋

部屋のレイアウト 

海沿いに立つマンションに住むお客様宅へ打ち合わせに行った時のお部屋をご紹介します。

その部屋は玄関からすべてフラットで床と壁がコンクリートでした。靴のままあがりながら、初めて見るインテリアにお客様の潔さのようなものを感じました。

男性一人で暮らしており、大きな1LDKでトイレとバスタブ以外は扉がありません。ところどころに小さな出壁があるくらいです。窓からは湘南海岸が見えます。聞くところによると、サーフィンのために数年前に都内から引っ越し、こちらのマンションを購入して部屋を改装したとのこと。何にも置きたくなかったので都内から来る時はすべて捨てましたというのです。壁に愛用のサーフボードが立て掛けられてあり、ベッド以外は大きな家具がありません。

バスタブはバルコにーに面して外が眺められます。彼の思い描くライフスタイルをまさに表現したような部屋のさっぱりレイアウトに感動しました。

下から上までスケルトン

部屋のレイアウト

都内の小高い丘にあるマンション。今でも、もう一度伺って見たい部屋のベスト5に入るお住まいです。この部屋の住人は30歳くらいのご夫婦と1歳の男の子です。

メゾネットスタイルで1階がリビングダイニングとキッチン、2階がバストイレとベッドルームという作りです。内壁らしきものは殆ど透明のガラス張りで、ベッドルームからは外に面してあるバストイレが丸見えです。階段も鉄でできた螺旋階段です。あまりのスッキリな部屋のレイアウトに一人暮らしなら良いけれどと少し戸惑いました。螺旋階段からもベッドルームやバスタブが見えます。スケルトンな空間なので部屋から外の景色がとても良く見えます。

小高い丘ならではの建築でしょう。その住人のお客様からのご依頼内容は、見えないようにしたいというものでした。一人暮らしの時はスケルトンが気に入り、スッキリと暮らしていたが、家族が増え、奥様からクレームが入るとのこと。

確かにスッキリ素敵でしたが一人暮らしの方によい部屋のレイアウトですね。

最上階、広いリビングでのんびり

部屋のレイアウト

インテリアの仕事に携わって25年弱になりますが、まだこの部屋のレイアウトを超える個人宅のリノベーションをしたことはありません。その部屋というのは全部カーペット敷きというものです。余り高層では無いマンションの最上階。

以前は設計事務所だったフロアを個人で借りることにした男性からのご依頼でリノベーションをしました。男性は一人暮らしで外国のようにカーペット敷きを希望されました。

2LDKの間取り。照明配線から壁、床、キッチン周り、ファニチャーと部屋のレイアウトを始めトータルコーディネートしました。カーペット業者の方に、こんな大きな巻物をクレーン車で引き上げたのは初めてだよと言われました。カーペットの巻物はバルコニーの窓ギリギリに入りましたが敷いたオーシャンブルーのカーペットが全床に張っているのは圧巻でなんて綺麗だろうと感動したことを覚えています。

床の素材として木材、タイルなどは多いのですが、ある意味木目もタイルも柄がありますので、その時のカーペットは無地のオーシャンブルー。まるで海の上にいるように見えてカーペットを一面に敷くというスッキリ感を初めて体感しました。

ご紹介しました3つ部屋のレイアウトはどれも男性の一人暮らしでしたが、スッキリしたいと思うのは男性の方が多いのかもしれませんね。

Text=大島香(topophilihttp://www.topophili.com

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