インテリアのセンスの磨き方

インテリアのセンスの磨き方

今回のテーマは”インテリアのセンスを磨く方法”ということで、言葉で表現するのが抽象的になりがちでとても難しい”センス”から、インテリアのセンスについて書いてみたいと思います。

そもそも“センス“とは何でしょう?

辞書で改めて調べてみると下記のようなことが書かれています。

・物事の感じ方や味わいを微妙な点まで悟る働き。感覚。またそれが具体的に表現されたもの。文学的…、服装…、料理…
・判断力、思慮、良識。

これが英語の意味では下記のようにまた少し異なるようです。

・ 感覚、人間の持つ五感(味覚、臭覚、聴覚、視覚、触覚)

これらの辞書の明記からわかることは“センス”はインテリア、服、など限定させているものではなく全体的に見られる“感覚の現れ”のことと言えるのではないでしょうか。

センスとは、感じる力・選ぶ力が必要

インテリアのセンスの磨き方

私のセンスの始まりは、かなりさかのぼりますが、幼稚園児の頃にある服を着て登園した際、その日はとても心地よく快適に過ごせた体験がきっかけです。

なぜ心地よかったのでしょう。それは大好きビロード素材のリボン、銀と桃色の配色のボタン、ヒラヒラとした袖口、体を優しく包む毛糸編みでできた洋服だと気づきました。

これまでは親が出してきた服を何も考えずに来て登園していたのですが、その日を境に自分で服を選んでいくようになりました。そして着ていく服でその日の行動や気分、言動までも変わることに少しずつ気がついていったのです。

それからしばらくすると自分の部屋の模様替えをするようになりました。服と同様に心地よい配置、見え方、色使いがあることを知ったからです。

インテリアのセンスの磨き方

小学2年生の頃には、今でいうインテリアコーディネートに近いことをしていました。それからはお友達のお部屋の模様替えを手伝うようになっていました。 また欲しいものは自分で塗り替えたり作ったりしていました。

まだインテリアコーディネーターという言葉がなかった時代です。新聞の折り込みチラシの家の間取りを見るのが好きで、自分ならこうしたい、こういうものが欲しいと、横に家具のチラシおいて覗きながら想像して遊んでいました。

こうして知らぬ間に選ぶ力をつけていったのでしょう。

いいなと感じる力は、たくさんのものを見て「自分はどれが好き?どれが似合う?心地よい?」と自分に問うことから培うことができます。選ぶ力は実際に着たり、触れたりと実体験で何度も体験することで得るものだと思います。

“センスとは如何に感じる、選ぶことの体験によって得るもの”と言えるのではないでしょうか。

自分のセンスを知るために

インテリアのセンスの磨き方引用元:IDEE

自分はどの程度のセンスを持っているのか気になることはありませんか?センスは“磨けば磨いた分積み上がっていくもの”だと思います。その“磨く”とはどういうことでしょう。

ここではわかりやすいようにファッションに例えて説明いたしましょう。

あなたはデートする時のワンピースが欲しいと思っています。その場合はどこに探しにいきますか?下記のどれかに当てはまりますか?

・ ファストファッション店に行く
・ インターネットショピングサイトで探す
・ 通販のカタログを利用する
・ ウインドウショッピングで探してみる
・ 中古品のオークションサイトを利用する
・ レンタルのサイトから借りる

いかがしょう?当てはまりましたか?この中で実際に足を使い、店に行くのは「ファストファッション店に行く」「ウインドウショッピングで探す」という行動だけです。もしかしたら「私はいつも行きつけの店があるからそこで選ぶ」という人もいるかも知れませんね。

それでも構いませんが特定の店を決めずに、実際にあちらこちら店に出向き、触る、見る、着てみるという行為がセンスを磨くレッスンになっているのです。

特定の店ばかり行くのはもちろん行き易くて安心ですが、更にセンスアップしたい時には違う店の服を見たり、着たりする方が自分のセンスを磨くことにつながります。

それは冒険してみて失敗するということも含まれており「この形は似合わない!」「この色は顔が暗く見える」とセンス磨きにはその失敗も必要な経験になるのです。

好きなインテリアアイテムで始めてみる

あなたはインテリアのアイテムで何が一番好きですか?カーテン?クッション?それともソファや絵でしょうか?アイテムはたくさんありますね。

インテリアのセンスの磨き方引用元:SEMPRE

インテリアのセンスの磨き方
引用元:SEMPRE

私は子供の時に祖母から贈り物で7色に光るオルゴール付きのテーブルランプをいただいてからランプ(灯り)が大好きなりました。

ランプが部屋のイメージを大きく変えると知ってから、フロアランプ、テーブルランプの本体はいつも同じ物でも、季節やカーテンの掛け替えに併せてランプの傘(シェード)を変えるようにしています。

インテリアのセンスの磨き方引用元:IDEE

このシェード自体で空間のイメージや灯りの見え方もかなり変わるため、多くのインテリアショップを探し回ります。

すると思いがけなくオーダーでシェードを作ってくれる店を発見したり、既製品でも海外のものを取り入れている店と出逢ったり、好きなタイプを求めていると様々な物を見る、知ることができ、そして本当に自分の好きなタイプがわかってくる気がします。

時間と足を使って歩き回るのは“気に入った物を探したい。見つけたい“という強い思いがあるから頑張れるのだとも思います。好きな物のためには頑張れるもの。あなたにとってそれが何のアイテムになるかまず考えてみましょう。

その好きなアイテムを自分の好みはどれだろうと探求し、探しに行く、これを続けていればセンスが磨かれていきます。そして次のアイテムはこれが好き!という物を見つけることが出来たら、また同じように気にいる物を探しに・・・。

こうして好きなアイテムが少しずつ広がり、探している量と時間があなたのインテリアのセンスを更にアップしてくれるのだと思います。

Text=大島香(topophili)http://www.topophili.com