新居を探す時、収納スペースは広いほうがいいなあと、決めるポイントに入っているのではないでしょうか。でも、だいたいの人は、寝室にしようと思っている部屋の、すなわち洋服の収納スペースを見がちです。実際、収納は洋服だけではありませんよね。
リビングやキッチン、玄関も物はたくさん集まってきます。うまく収納するコツは、使う場所に使う物の収納スペースがあること。
そこで、これから新居を探す方、収納量が多い方に、おさえておくべき3つの部屋の収納レイアウトをご紹介いたします。
リビングは壁面収納がおすすめ
1つめのリビングはいろいろな物が集まりやすい場所です。
家族がここちよく過ごせるように、キレイに片付けておきたいものですよね。そうは言っても、なかなか片付かないのがリビングです。

引用元:カリモク家具
そこで、おすすめなのが壁面収納。
テレビの上のスペースも有効活用できるなど、大容量の収納ができるだけでなく、収納家具がまとまっていることで部屋がすっきりします。種類はセミオーダーで作れたり、パーツを組み合わせて使うユニット家具があります。ユニット家具は引っ越しなどが多い場合も汎用性が効くのでおすすめです。

引用元:Re:CENO
おすすめ部屋のレイアウトは?
リビングの”壁面”が多い部屋です、
窓が大きいと開放感があり、憧れますよね。でも窓やドアの前には家具は置けません・・収納の配置ができる場所をチェックしましょう。
キッチンはLDと分けて
2つめはキッチン収納。キッチンは調理器具や食材などなかなか物を減らせないスペース。安売りしていると、つい買い溜めしてしまいますよね。

引用元:LIXIL
そこでおすすめなのが、独立型のキッチンまたは、セミオープンタイプのキッチンです。
キッチンの種類とレイアウトの参考記事
ちゃんと食器棚や調理家電の収納スペースがあることが大前提。ひと続きのLDKで壁付けになっているキッチンは、食器棚やゴミ箱などの置き場に困ってしまいます。壁面が使えず、収納スペースが小さくなってしまうなんてことも。
おすすめ部屋のレイアウトは?

引用元:LIXIL
パントリー(食品庫)のある間取りがおすすめ。
賃貸ではなかなか難しいパントリー。パントリーが独立していなくても、キッチンの近くに扉付きの大容量収納という方法もあります。キッチンからつながっているので、ミネラルウォーターやお米など重たい備蓄品の収納にも、とっても便利です。
玄関収納の充実で暮らしやすく
おさえておくべき収納レイアウトの3つ目は玄関です。

ですが、玄関の収納スペースが大きい物件はなかなか出会えません。
でも、家族が多いほど、靴の収納量は多いですし、玄関には傘やカッパ、車の鍵、ハンコなどの収納しておくと便利なものがたくさんあります。備え付けがあっても、なくても、収納家具が置けるスペースがあるか確認しましょう。
おすすめ部屋のレイアウトは?

これから新居を考えている方には、玄関横の土間収納がおすすめです。収納だけでなく、濡れた傘や外に出しておきたくない自転車などがおけます。ベビーカーも余裕を持って置けますね。
使いやすい収納は収納のレイアウトをチェックするところから!
収納量が多い方は、家の収納レイアウトをぜひチェックしてみてくださいね。
Text=RoomCo NAVI 整理収納アドバイザー