クローゼットの収納、扉の種類ごとの収納のポイント

クローゼットの収納、扉の種類ごとの収納のポイント

インテリアの悩みの中で、収納でお困りの方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。特に洋服は毎日着替えるのでクローゼットから出し入れすることも多く、クローゼットでの収納が上手にできないとすぐに洋服がごちゃごちゃになってしまいますよね。また、出かけるときに着たい服がクローゼットからすぐに見つからずイライラ、せっかくの外出なのに洋服選びがストレスになっていることありませんか?

世の中にはたくさんの収納術に関する本が出版されていますが、上手な収納術は物の“出しやすさ”とともに“しまいやすさ”も一緒に考えることが大切です。物の“出しやすさ”とともに“しまいやすさ”のポイントはいかに面倒くさくなく行うことができるかです。収納上手になるには、その”面倒くさい”を解消しなければならないのです!

でも家の中の収納スペースはクローゼットや押し入れ、タンスなどいろいろあります。その中でも今回はクローゼットに焦点を当て、クローゼットの扉の種類ごとに、どのクローゼットの扉の形が収納しやすいのかをご紹介していきます。

クローゼットの扉はどの種類が本当に使いやすいのか?

クローゼットの扉にも折れ戸や開き戸など、いろいろな種類がありますよね。では収納のしやすさとしての観点でクローゼットの扉について見ていきましょう。

折れ戸タイプのクローゼット扉

クローゼットの収納、扉の種類ごとの収納のポイント

最近の住宅ではもっとも一般的なクローゼットの扉の形です。折れるように扉が開くタイプで、扉を開くスペースがあまりいらないことと、扉がコンパクトになるので開き口が広くとれるというメリットがあります。開き口が広いということは洋服を一目で見ることができるのでムダな動作がなく洋服を探すことができます。デメリットとしては扉の折れている部分は収納が取りづらいのでデッドスペースとなってしまい、洋服の出し入れが面倒くさくなる要因がうまれてしまいます。扉自体が左右にスライドできるタイプは収納のデッドスペースができにくいのでおすすめです。

開き戸タイプのクローゼット扉

クローゼットの収納、扉の種類ごとの収納のポイント2

扉をドアのようにひらくタイプのクローゼットです。開き口がクローゼットの種類の中で最も広くとれるメリットがあります。ただし、クローゼットの前に扉を開くためのスペースが必要になるので部屋のレイアウトの制限が出てきます。また物の出し入れのしやすさという観点では扉の前に何か物が置いてあった時に物をどかさなければならないという点があります。

引き違い戸タイプのクローゼット扉

クローゼットの収納、扉の種類ごとの収納のポイント3

押入れによく使われている扉です。最近は中古物件をリノベーションした物件も増え、以前は押入れだったところをクローゼットに改装しているケースもよくみられます。その場合、クローゼットの扉が引き違い戸のままということが多くあります。メリットは扉を開閉するのにクローゼット前のスペースが必要ないので、部屋のレイアウトの制限が少なくなります。デメリットは扉が半分ずつしか開かないので開き口が狭くなるということです。物の出し入れのしやすさという観点では扉が半分ずつしか開かないので、収納ケースのサイズをクローゼットに合わせなければいけなというデメリットがあるということと、開き口の片側にない洋服をとらなければいけない時に、一度扉を閉めてもう片方の扉を開ける動作が発生することです。

クローゼットの扉がカーテンの場合

クローゼットの収納、扉の種類ごとの収納のポイント4

作り付けの収納では、扉がカーテンになっていることはほとんどないと思います。ですが、扉を開くスペースも必要がなく、開き口も広くとれるというメリットがあるのでカーテンはおすすめです。また、天井からカーテンを吊るすようにすると、部屋が広く見える効果もあります。物の出し入れのしやすさという観点では、最もメリットが多くあります。カーテンは開け閉めも楽ですし、デッドスペースもできません。収納ケースのサイズの制約も少なくてすみます。

究極はクローゼットに扉をつけない!

クローゼットの収納、扉の種類ごとの収納のポイント5

最近流行りのウォークインクロゼットが使いやすいのは、収納の前に扉がないからです。ということはクローゼットに扉をつけなければ、扉を開け閉めする動作が省けるので最も収納がしやすく、楽になるといこうとになります。クローゼットの前のムダなデッドスペースもうまれないですね。服の収納場所はほとんどの家が寝室などのプライベートな空間にあるので、この際、クローゼットの扉を外してしまうというのも選択肢に入れても良いかもしれません。クローゼットの中のごちゃごちゃした感じが見えているのは嫌だなぁという方もいるかもしれませんが、見えないからごちゃごちゃでもいいかと思ってしまい、整理整頓をしないのが人間の性。かえって、クローゼットの中が見えているほうが、服の量が一目でわかったり、見えているからこそキレイにしておこうと思い、整理整頓をするなどのメリットもあるかもしれません。クローゼットの扉の外し方は、扉を壊さないように慎重に行ってくださいね。

Text=RoomCo naviインテリアコーディネーター